1−5.ハムラビ法典に見る善神と悪魔!



    参考:[ハムラビ法典 中田一郎著]の示唆する物語

 ハムラビ(古代バビロン第六大王、全10代)は、アヌ、エンリル、エンキ他のアヌンナキの神々の偉大さを褒めたたえ、守護を願っている。この文面を見るだけでも、エンキが主張する神々の核戦争でマルドウクと他の神々が殺し合いの戦争したとはとても信じられない。もし殺し合っていれば、負けた側のアヌ−エンリル系の神々は、裁判で裁かれているはずです。従って、マルドウクがエンリル権を確立したのは、偶然ではなく確りとした理由があり、これを神々の了承があったからだと思います。その理由が隠蔽されて居り、明確にする必要を感じます。
 また本書から、月神・シンがEL様その人であることが明らかになりました。更に、知恵の神・ナブーが、知恵の神・エンキと知恵の神・トート職に就任し、名称を詐称していた事も明らかになりました
 下記抜粋です。

 アヌ崇高なる方・アヌンナキ諸神の王、およびエンリル・天地の主・全土の運命を決する方が、エンキの長子・マルドウクに全人民に対するエンリル権(王権)を割り当て、マルドウクを偉大なる方とした。バビロンをその崇高なる名で呼び、西方世界で最も優れたるものとし、天地の基礎が据えられ、永遠の王権が確立した。
 その時に、神々を畏れる私・ハムラビを、全土に正義を顕すために、悪しき者邪悪な者を滅ぼすために、強き者が弱き者を虐げることがないために、太陽のごとく人々の上に輝き出で全土を照らすために、召し出された。
 マルドウクが人々を導き全土に社会道徳を教えるよう、私にお命じになった。その時、私は真実と正義を国民の口に上らせ、人々の肌の色つやを良くした。
 私ハムラビは、正しい王シャマシュが真実を送ってくださった王である。私の言葉は精錬されたもの、私の業績は比類がない。私の言葉は愚者にとっては空しいが、知恵あるものにとっては、賞賛しないではおれないものである。
 尚、旧約聖書の諸法集(申命記、出エジプト記)の内容は「十戒律」をはじめ、ハムラビ法典のパラグラフと、形式的にも内容的にも似ているところが多い。

1.もし人が他の人を起訴し、彼を殺人の罪で告発したが、彼の罪を立証しなかった
  なら、彼を起訴したものは殺されなければならない。

2.もし人が他の人を呪術の罪で告発したが、彼の罪を立証しなかったら、告発され
  た人は川に行き、川に飛び込まなければならない。もし生還したならば、告発し
  た者が殺されなければならない。

 ※範例の二番目に記述しなければならないくらい、シュメール時代から呪術は一つ
  の学問として確立されており、黒魔術、白魔術は日常だった。その弊害を正そう
  とした裁判結果だと思います。


※月神シンについて

 天の主、私をお創りになった神、その輝きが神々の間で顕著である方。
 この文面から、この当時、マルドウクはヤハウエ(アヌ職)に、シンは大天使長(
 エンリル職)に就任していることが分かる
。従って、ナブーは知恵の神・エンキ職
 に就任している。マルドウクはヤハウエであり太陽神・ラーでもある。月神・シン
 が、エル・ランティ様だという証明であり、ヤハウエと太陽神を引き継がれた。
 つまり、男神・天照大御神である。

 ところが、エンリル職シンの長男が月神を、長女・イナンナ女神が太陽神を継ぐ。
 だから、バビロンには、太陽神は女神という神話も残っているのだろう。
 もし、ユダヤの民がバビロン捕囚時に、女神・太陽神を取り込んだとも推測され、
 中臣氏が天照大御神を女神としたのは、バビロン捕囚に由来している可能性もある。
 今後の調査課題です。


※太陽神シャマシュ、配偶神はアヤ女神

 天地の偉大な裁判官、生命あるものを導く方、主である。
 アヤ、マリなど、日本語にすると、綾、礼、真里、真理、麻里など、日本人に親し
 みのある言葉です。マリエル様、アリサエル様の故郷なのかもしれません。
 最初、アリサエル様は、アヤと名乗られて居られました。


※トウト・ナブー

 トウトは後にマルドウクと同一視されるようになるが、ここではナブーの別名と
 して使われている。
 つまり、知恵の神・ナブーは、知恵の神・エンキ、これを継いだトウトの後を継
 いだ。だから、トウトが翼のある蛇として建国したインカ帝国を、悪魔崇拝のト
 ウト・ナブーがその終末時、太陽に生贄を捧げる凄惨な儀式を行わせたことも理
 解できる。
 トウトについて、EL様にお伺いしたところ、先生を通じて、彼は目立たない控
 えめな方で、長くエジプトを善導したと概略教えていただきました。


※ハムラビの生みの親、ダカン。

 ハムラビの日本語訳は、“おじさんと呼ばれる神は偉大である”と言う意味になる。
 ダカンは、ユーフラテス川中流域の最高神で、都市マリ他にも神殿があった。
 これが旧約聖書に、ダゴン神として伝えられたのだろう。
 ダゴン神はエンキに相当し、[古代日本と七大天使]より“おじさん神”はナブー
 である。つまり、マルドウク神を退位させ、ナブーがヤハウエを襲名しようとして
 いたことの証でしょう。
 旧約聖書に現れる魔人ダゴン=エンキ=エンキ・ナブーである。
 サタン・ナブーは、天の王子として役職を利用し、神々の名前を詐称して、神々を
 卑しめていた。
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