4−1章.サタン・ナブーと共産主義



 ヤーエルの章にて、ヤハウエを詐称するサタン・ナブーは、全知全能の神、呪う神、復讐する神、妬む神として旧約聖書に登場し、人類を支配し悪の王国を打ち立てようとしていたことを述べました。
 マルドウクの長子・ナブーの支配する新バビロンは、ユダ王国を滅ぼし、ユダヤ人(王族、司祭、預言者、軍人、貴族など国をおさめる者達)を捕囚としてバビロンに定住させた。ヤハウエを詐称するサタン・ナブーは、彼ら捕囚の民に、服従か死かの二者択一を迫り、死を逃れるために、彼らは永遠に服従することを強制的に誓わされた。つまり、ナブーは、服従か死かの二元論を押し付け、ナブーを全知全能の神として賛美し、完全無欠の真理・善として崇めさせた。結果、ナブーを完全無欠の善に崇めたが故に、神に対し民は自らを悪とみなし、その償いの為にナブーの定めた掟を一字一句過たずに行動することを求められた。ナブーの善悪二元論とその掟により、ナブー=善、民=悪という絶対的な掟(階級)が強制され、民は自虐的に神に搾取される永遠の奴隷と化した。このナブーの悪魔的支配こそが、共産主義の原型であった。共産主義は悪魔の申し子である。

 新バビロンがペルシャに亡ぼされ、一部のユダヤ人は悪魔の思想を包含したタルムードを信仰の柱とし、祖国に戻った。また、新バビロンでは高利貸し、銀行家により、国民が苦しめられ、奴隷に身を落とす者が多くあった。これら高利貸しは、ナブーの支配する悪魔教の地であるカナン(ギリシャ語ではフェニキア)に渡り、巨大な富を得て、ヨーロッパの貴族の地位を金で買取し、黒い貴族と呼ばれた。この悪魔教を信じる黒い貴族は、国際金融家に発展し、三百人委員会を形成する。つまり、新バビロンは、流浪のユダヤ人と三百人委員会という地球に巣くう巨悪を誕生させたのです。

 次にサタン・ナブーは全人類を支配する計略として、イエス・キリストを出現させた。イエスの死の直後から、大部分が洗礼者ヨハネの協議ではあったがイエスの伝道については、弟の義人ヤコブが原始キリスト教として引き継いだ。ヤコブの原始キリスト教は、キリスト教はあくまでもユダヤ教の一派であり、イエスは人間であり、これまで誕生したメシアの一人として認めるという史実に裏付けられた良識的なものだった。ところが、パウロがイエスに化身したサタン・ナブーの霊言により、モーセの史実が劇的に改竄されてしまったように、イエスを神の一人子とし、唯一の人類の救世主として装飾してしまった。このメシア信仰のキリスト教が主流・カソリックとなり、ユダヤ人にイエス殺しの濡れ衣を着せ、ヤコブの原始キリスト教とユダヤ人の迫害を続けた。結果、ヤコブの原始キリスト教は絶え、ユダヤ人は安住の地を持たぬ流浪の民と化した。

 一方、十二使徒の一人でイエスの双子の兄弟とされるトマスが、アッシリア、インドなどにキリスト教を布教している。これをヤコブの原始キリスト教と区別するために、トマスの原始キリスト教と呼ぶ。トマスの原始キリスト教は、シルクロードを伝って、中東と日本の中間辺りに弓月国を建国した。5世紀には、イエスの肉体と魂の両方を神聖とし、母マリアを信仰するカソリックに対し、イエスの肉体は人間であり、魂のみが神聖だとしてマリア信仰を認めない派閥抗争が勃発した。派閥抗争に負けた母マリア信仰を過ちとする教えを、トマスの原始キリスト教が受け入れ、景教が成立する。後に、新約聖書を受け入れ、景教もまた、人間イエスを人類の救世主とするメシア信仰に変わってしまう。この原始キリスト教、景教もまたキリスト教から迫害を受け、流浪のユダヤ人および秦氏が日本に渡来して来る。この日本史については、別途記述いたします。尚、キリスト教にはカソリック,プロテスタント,原始キリスト教,景教以外に、ギリシャ正教とロシア正教があり、11世紀にカソリックから分離している。尚、ロシア正教は、カソリックやプロテスタントとは異なり、人間は神により善なるものとして創造されたとする性善説である。だからこそ、サタン・ダビデはメシア・キリスト教による世界支配を妨げるこのロシア正教を破壊し尽くそうとして、ボルシェビッキ革命を起こし、良識的なロシア人をも抹殺したのだ。それは、支那の文化大革命と同じ理由である。

 話を戻すと、中東やヨーロッパに散らばった流浪のユダヤ人は、ゲットウという地区に閉じ込められ、移動の自由は奪われていた。更に、職業としては高利貸ししか認められず、職を得ることもできなかった。のみならず、基本的人権すら保証されておらず、彼らは半奴隷状態として、常に怯え、搾取されていた。唯一の支えは偏屈で頑な信仰であった。彼らは身の安全を確保するために、君主国家を敵とみなした。ユダヤ人を迫害から守るために、彼らが自由と平等を得るために、自由・平等・博愛をスローガンとして階級闘争を引き起こし、最初にフランス革命を起こした。ドイツ、ロシアを含むヨーロッパの君主国に、次々に革命を起こして倒した。
 その陰には、米国のユダヤ人と国際金融家がいた。君主国に居住するユダヤ人の安全を守るために、君主国を倒す基本的な考え方の素案をマルクスに与え、共産主義理論の構築を発注した。この米国籍ユダヤ人は、米国の利益よりもユダヤ人の利益を優先する者達で、ニューディール派として、ルーズベルト大統領のもと米国に社会主義政策を実施させ、美濃部都政同様に莫大な赤字を残している。

 彼らニューディール派ユダヤ人は、日本をヨーロッパの君主国同様に国民は搾取されていると決めつけ、君臣共治の日本において、戦後に軍人であり政治に疎いマッカーサーを自在に操り、共産主義思想を広め、国体の解体を目的として東京裁判を行い、日本国憲法を強要した。結果、自由・平等・民主主義を絶対善とし、戦前を悪とする自虐史観、弱者の論理を仕立てて、戦争は天皇と軍部の狂乱により行われ国民は被害者とし階級闘争を煽った。流浪のユダヤ人は、神の前では、自虐であり、弱者であった。日本へ原爆を落とし、日本人を彼らと同じ心境に至らせたのは、サタン・ナブーへの復讐であもある。自由・平等・基本的人権は、彼らが得ようとして得られなかったもの、彼らの理想を日本国憲法に描いたのだ。

 戦前、松岡外相はハルに日本が米国に負ければ、ソ連と中国の共産主義が脅威になると伝えている。また、日本に無理難題な最後通告を突きつけたハルであったが、彼もまたルーズベルトを操るニューディール派に反抗できなかったのです。米国では、ニューディール派への反動として、マッカーサーの赤狩りが行われたのだが、時既に遅く、松岡外相の予言通り、旧ソ連と中国の共産主義が台頭し、流浪のユダヤ人が理想とした君臣共治の日本は、彼らの破壊工作により失われてしまいつつある。
 そして、戦後洗脳の申し子が、民主党政権と国民の生活が一番に踊らされた国民であり、新人類である。新人類とは、二元論の亡者として○×式で教育されたがゆえ、依頼心が強く、想像力に欠け、視野が極端に狭く、単細胞的な条件反射から抜け出せず、行動の責任が自分にあるとは思っていない。物事には様々な側面があるのだが、○×式の単純思考で、物事を善と悪に分け、それ以外を全く考慮しない。例えば、フロイトが善だとすれば、全てにこれを無条件に当てはめて物事を見てしまう。他の側面を考慮しないが故に、常に他人との摩擦があり、思いやりに欠ける無情な人格となりやすい。しかも、○×式なので、自分は単に答えを選んだだけであり、責任があるとは思っていない。これが新人類の特徴である。
 この日本の惨状を予見して、ユダヤ人であるモルデカイ・モーセは彼らの理想郷であった戦前の日本精神を取り戻してもらおうと、[日本人に謝りたい]を緒しているので、詳しくはそちらをご覧ください。

 尚、ドイツ皇帝が倒れ、ワイマール憲法が制定される。当時のドイツの高官にはユダヤ人が多く、ワイマール憲法もまたユダヤ人の基本的人権を保証するものだった。例えば、仕事がないときには、生活を保証するとあるが、憲法にまで記述するのは、仕事をもらえなかったユダヤ人ならではの発想である。ユダヤ人は、ワイマール憲法下のドイツを維持したかったのだが、ユダヤ人の横暴を見て、国粋主義のナチスが台頭した。しかも、ナチスは故意にユダヤ人を迫害した。それ故、世界中のユダヤ人が怒り、ドイツのユダヤ人を救出しようとして、ドイツを倒すために世界大戦へと拡大した。これは、ナチスを操るサタン・ナブーが、ナブーの民・流浪のユダヤ人を利用した謀略だったのだと思います。悪魔は自分の味方であっても、イエスとその十二使徒同様に、自己の野望のためにはどんどん虐殺するのです。勿論悪魔は、喜んで死んでくれていると思っているサイコパスである。

 私の尊敬する方の御言葉で締めくくらせて頂こうと思います。

 「原始キリスト教の教えを忘れ、教皇などとした位階によって教会が権力を独占、
  人間の原罪説、神による人類の創造を説き、教会の権威と聖書絶対論を唱えつつ、
  カトリック教会以外は総て異端として、帰依しなければ魔女狩りや火刑による極
  刑を当然のこととして行使。下層階級や農民に服従と犠牲を強いた。
  それが反動的な無神論や王制打倒の革命を呼び起こし、農民や市民の蜂起に繋が
  る。」[天上界メッセージ集W]

                             2011/07/09,08/16 北

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