5-1章.太陽系の創造



 我が太陽系はどのように創造されたのか。人類のルーツを探る旅でもあり、人類が知的生命体として存続する限り永遠に興味の尽きない神秘です。

 [衝突する宇宙]によれば、世界中の神話と伝承から、金星は紀元前二千年頃に誕生したとされています。ギリシャ神話([ギリシャ神話の神々の正体]へ)の伝承に、ゼウスの額にハエが入り込み、荒れ狂う高温の金星が飛び出した。実際、紀元前二千年以前の古代文明の記録には、金星の記録は存在しないとの事、それ故にヴェリコフスキーの学説を前提とし、シュメールの「天地創造神話(エヌマエリッシュ)」の正しさを検証したいと思います。(⇒[「エヌマ・エリシユ」神話と洪水伝説])

 天地創造神話によれば、太陽系創造当時には、現在の小惑星帯の代わりに木星ほどの惑星ティアマト(生命の母)が存在していた。ところが、太陽系の深淵部で誕生したニビル星が太陽系に侵入し、ティアマトを砕いてしまった。ティアマトの半分が地球に、ティアマトの衛星が月として生まれ変わった。ティアマトの残り半分は小惑星帯やアステロイドなどとして残ったと、シッチン氏は概略述べています。

   
 図.古代太陽系(ティアマトがある)  図.現在の太陽系(ティアマトが無い)


 さて、ここからエヌマ・エリシュを少し詳しく見てゆきましょう。

『第一幕』

  ここでは、図.古代太陽系に配置されている全惑星を紹介します

 ◆第一世代
  絶頂の時、天は命名されていなかった
  そしてその下、地も呼ばれていなかった
  無の中に、原始のアプス(原始太陽)と、助けるムンム(水星)と
  すべてを生んだティアマトがいた
  彼らの水は一緒に混ぜられた

 原始の太陽系は、強烈な磁場と濃いエーテルに包まれていた。
  最初に、古代の原始太陽とティアマトが登場し、次々に双子の惑星を創造していく
  準備が整いました。
  この原始太陽とティアマトは、対になって誕生し、ティマとは太陽の伴侶(伴星)
  でもあります。


 ◆第二世代
  葦はまだ形をなしていなかった、湿地は現れていなかった
  神々のどれもまだ存在させられなかった
  誰も名前を負わず、彼らの運命(軌道)は未定だった
  そして、神々がその真中で形づくられた(ヤハウエ、超冥王星

 第二世代として、双子の惑星がティアマトから勢いよく飛び出した。
  そのまま冥王星より遠くまで飛び出し、太陽系内での惑星軌道から外れてしまった。
  エヌマエリッシュでは命名されていませんが、とりあえずこの二つの惑星を、
  ヤハウエと、超冥王星と名付けておきましょう。


 ◆第三世代
  それらの水は、いっしょに混ぜられた
  神々は、それらの真中で形作られた
  神ラフム(フェイトン)と神ラハム(古代火星)がうまれた

 双子の惑星、神ラフム(フェイトン)と神ラハム(古代火星)が、
  ティアマトから飛び出して、太陽とティアマトの間にとどまった。
  双子の惑星のうち、ティアマトよりの惑星が、フェイトンです。


 ◆第四世代
  彼らは名前で呼ばれた
  彼らが年齢的に成長する前に
  そして決められた大きさになる前に
  神アンシャール(土星)と神キシャール(木星)が、形作られた
  それらに優る大きさで、日を延ばし、年を重ねて
  神アヌ(天王星)が彼らの息子となり、彼らの祖先のライバルになった
  アンシャールの長男アヌ

 双子の惑星、木星土星が太陽から飛び出した。
  更に、天王星が創造されます。
  省略しますが、技巧的な創造者エンキのシンボルとして海王星が創造されます。
  アヌの正統な後継者であるエンリルは、地球をシンボルとしており、古代太陽系
  の惑星群にはまだ存在していません。

  尚、古代太陽系では、冥王星は土星の衛星の一つとして記述されています。
  ニビル星の太陽系進入時に、現在の冥王星の位置まで移動してしまいます。



『第ニ幕』

 ◆第五世代

    若い神々(惑星)の軌道が不確かで、互いにニアミスしたり、父・古代太陽に
   ぶつかりそうになります。そこで、怒った父・古代太陽は、若い神々を懲らしめ
   ようとします。これを知った母・ティアマトは、エンキ・海王星にその事を知ら
   せます。
    その後、エンキは古代太陽から強烈な磁場とエーテルを奪い去ってしまいます。
   若い神々の軌道は安定しますが、これ以後、惑星が冥王星より遠くでしか創造さ
   れなくなってしまいます。


 ※太陽系の創造神話の解説
 古代太陽系の中心から強烈な磁場とエーテル(暗黒エネルギーとでも)が冥王星の外に飛び出してしまった。つまり、古代太陽と惑星系の回転と反対方向の回転の強烈な磁場を伴うエーテル(生命の種子である原子転換を行う要素)が飛び出してしまった。この為に、推測ですがエーテルの密度が薄くなり、原始太陽系が現在の太陽系の大きさまで一挙に膨張する。同時に、古代太陽は現在の太陽に変化し、若い神々(太陽系惑星)の軌道は現在の軌道に安定した。
 そして、反対方向に回転するエーテルと強烈な磁場から、燃えるニビル星が暗黒太陽の双子として創造される。だから、ニビル星の超楕円軌道は太陽系惑星と逆向きなのだと推測されます。
 つまり、ニビル星が誕生したこの地点で、生命の種子の要素は燃え尽きて爆発し、オールトの雲を形成し、そこに暗黒太陽(中性子星のような)が留まったのでしょう。そして、ニビル星は暗黒太陽と太陽の間を傾斜した長楕円軌道を周回し、暗黒太陽は太陽の伴星として周回を始めた。

 暗黒太陽の影響は地球の歳差運動に現れていると云われ、その周期約2万6千年の中で、我が太陽系に最接近する磁気に太陽の双極が四極化するなどの影響が現れると推測される。尚、太陽が双子で誕生し、片方の太陽が8倍ほど重く、早く燃え尽きて爆発した。その残骸が暗黒太陽(強力な磁場を持つ鉄の塊、太陽の約5%の重量)として太陽系外に飛び出したという説があります。しかし、太陽が爆発したと場所の中心に何も残らないのはあり得ないので、この説は除外しました。また、鉄の塊からでは、ニビル星は誕生しません。しかし、暗黒太陽が強力な磁場を持つ惑星だということ、そしてその軌道は正しいのかも知れません。
    
 
 ※太陽の双子は二ビル星を生んだ暗黒太陽
 多くの恒星系は双子です。我が太陽系の場合、シュメルの「太陽系創造神話」によれば、最初に原始太陽とティアマトと水星が在ったと云う。つまり大きさや質量がほぼ同じ程度の双子の太陽では無く、太陽の相棒は大きさも質量も小さく、軌道もより外に在る妻の役割の岩石惑星として誕生した。ところが、太陽とティアマトが次々に創造する太陽系惑星は、大きさも体積もほぼ同等な双子惑星なのです。なぜだろう?なぜ、原始太陽の双子をティアマトとすれば、アンバランスな双子なのだろうか。
 原始太陽が創造される以前、莫大な良の暗黒エネルギー(エーテル or スカラー粒子)がそこにあった。銀河系の中心磁場の派生として、太陽系中心磁場が自転を始めると、双子の渦が誕生した。一つは原始太陽で、もう一つは暗黒太陽とティアマトだったのだが、ティアマトの渦が太陽系中心磁場と逆方向だったのか、規模は小さく、軌道も遠くに移動した。原始太陽とティアマトの中心付近では、エーテルの分解が始まり、大量の電磁場を生成したり、陽子と反陽子のが創造され続けた。
 エーテルから、陽子と反陽子が生成され、陽子が原始太陽に、反陽子がティアマトに対応するとして、反陽子は分解し、電子と中性子と多くのエネルギーを放射した(もしくは、反陽子+電子+陽電子⇒中性子+電子)。当時の環境では原子変換が可能で、陽子と中性子と電子から次々に原子核が生成された。そして、ティアマトは岩石惑星として誕生し、原始太陽は光りと質量を放出し続けた。
 ティアマトは地核の活発な活動により、地震や噴火により、大気や海が生成され、生命の種子を宿した(2006年に同盟星の方が先生に告げられました)。金星の誕生は、木星に彗星が衝突しその弾みで創造され、ニビル星と同じで熱い岩石惑星だった。金星はティアマト同様に、地震と噴火により、厚い大気と海を獲得する。あと千年もすれば、移住できる環境になるだろうと、2006年にヴァル様はおしゃった。つまり、BC2500頃に金星が誕生し、AD3000年頃には移住環境になるのだから、惑星誕生から約5500年で海と大気が生成されるというわけです。

追記:暗黒太陽が存在する証拠

 太陽系惑星は、太陽から離れるに従い、ガス惑星となり密度が低下している。だったら、太陽系から遠距離の地点で生まれた二ビル星は、土星や木星よりもガス惑星で良いはずだ。であれば、二ビル星とティアマトの衝突において、木星より太陽の近くにあるティアマトの方が二ビル星よりも固くあるべきだ。しかし、砕かれたのは二ビル星ではなく、ティアマトだったというのなら、二ビル星の方が固かったということになる。そうであれば、二ビル星は暗黒太陽の近くで創造されたに違いない。つまり、太陽の双子の兄弟は存在すると云うことだ。二ビル星は暗黒太陽と太陽を周回しているので、小惑星帯やオルト雲など水分を多く含む領域を通過する度に二ビル星の大気中の水分量は増大したに違いない。
 尚、地球の水分重量は0.023%だそうで、小惑星帯やオルト雲もまた、これに近いと云うことは、やはりティアマトの砕かれた部分だったと考えられないだろうか。そうして、ノアの洪水で月に蓄積された水が地球に降り注いだが、その量は地球全体の水の量を倍増するほどではなかったと推測されるのです。ではなぜ、二ビル星により、内部をくりぬかれた月の内部に水が溜まったのだろうか?おそらくは月には大量の隕石が降り注いでいる。隕石には地球や月の重量比と同等、もしくはそれ以上の水分が含まれており、これが衝突と共に月の内部に溜まったのかもしれません。(記述.2017/04/11)
  
 ※古代太陽は重く、輝きも大きかった。
 現代物理では、原始太陽は光量が現在よりも小さく、地球に生命を誕生させるには熱量が充分ではなかった云われている。つまり、地球が凍り付いて生命は誕生できない。
 しかし、[太陽に何が起きているか]によれば、原始太陽の質量が6%程度重たければ、太陽からの熱量が増え、地球に生命が誕生するというのだ。つまり、原始太陽は重たく、自転も速く、巨大なコロナ放出や超強大なフレアが頻発し、フレアの爆発でドンドン物質が放射されて、太陽質量が減少したと云うのだ。
 2006年、先生は、恒星が単独だと自転が速く、爆発するなどして、寿命が短い。しかし、惑星系と連携していれば自転が押さえられて、寿命が長くなると指摘されました。
 だから、太陽系創造神話において、光輝をまとった原始太陽が、つまり超フレアを頻発する原始太陽が、惑星ティアマトと一緒に、太陽系惑星群を創造した後、海王星が現在の軌道に落ち着くと、光輝を失ったと書かれている。つまり、原始太陽は超巨大なフレアを頻発させながら、太陽系惑星を創造し、その結果として質量が減少し、自転が押さえられ、フレアが押さえられ、現在の安定した太陽に移行したのだと云う説明が、可能となるのです。シュメル神話は正しかったのです!
 ※ ドゴン族神話に、科学者・救世主であるノンモは、シリウスの双子惑星から地球に
  来たとあります[超古代文明シリーズより]。ここでニビルが創造された可能性もあ
  ります。
   以前、SOHO画象にプレアデス星団が現れたときに、EL様から約50年ほどで
  行けると教えて頂きました。そこで、地球からの距離を調べてみると、プレアデスま
  で約400光年で、シリウスまで約8光年の距離があります。
   これをニビル星の公転周期3600年として、一日に太陽と地球間を約2500往
  復する距離です。私達地球人の感覚では現実離れしています。



『第三幕』

  母・ティアマトは若い神々を支配しようとしますが、若い神々は誰も母ティアマト
 に対抗する気力がありません。そこで、マルドウクが神々の母の横暴を抑えようとし
 て太陽系に侵入します。海王星、天王星、土星、木星とニアミスを起こしながら、
 ティアマトに向かってゆきます。その時、ニビル星は各惑星を横倒しにしたり、衛星
 をもらったりしました。対してティアマトは、複数の衛星を創造し、一番大きなキン
 グをニビルと戦わせた。

 ◆第六世代
  運命の部屋、運命の場所で
  神は生まれた、神々の最も有能で最も賢いもの
  深いところの中心でニビル(神マルドウク)が創られた

 ◆第七世代
  ティアマトはキングを褒めたたえた
  ニビルがティアマトを圧倒しようと彼女の口を開けたとき
  彼は衛星を打ち込み、彼女は口を閉じられなくなった
    ・・・
  彼はそこで矢を放った
  それは彼女の腹を引き裂いた
  彼がティアマトを殺した
    ・・・
  ニビルは、ティアマトの後方部を踏みつぶした
  彼は彼女の頭蓋骨を切り離した
  そして頭蓋骨を運び去り、地球はつくられた
  彼女の半分は、ついたてとして空に置かれた(小惑星帯

  ニビル星の衛星により、ティアマトは粉砕された。頭は移動され地球となった。
  他の部分は小惑星帯他のアステロイドと化した。
   キングは内部をくりぬかれ、地球の衛星として据えられて、となった。


 以上で、シッチン氏によるエヌマエリッシュの説明を終わります。

 ここで、注意していただきたいのが、現在の金星は、紀元前2000年頃に木星から誕生しているので、古代の太陽系図の金星の位置にある惑星は、現代の金星ではなく惑星フェイトンです。
 ニビルがティアマトの半分を粉砕した時、地球と月が生成され、破片が木星と火星の間に在る小惑星帯と成ったのですが、先生とミカエル様から概略“ティアマトの破片だけでは、小惑星帯及びそれ以遠にあるアステロイドの量に足りない”と指摘され、かつ“恐竜が居たラウムもティアマトの粉砕と同時に、粉砕された”と結論されました。これが事実だとすれば驚天動地の物語です。本件は「太陽系種族」にて再度説明致します。


 ■補足.地球の地表に金が散在している分け!
 以下、[ダイヤモンドは超音速で地底を移動する メディアファクトリ親書]を参照しました。
  • 人工衝撃圧により造られるダイヤモンドは非常に小さく、結晶の方向がそろっているなど、隕石中のダイヤモンドと似た特性が得られました。(つまり、小惑星帯は強い衝突があったことを意味している。登録者)
  • 地球の中心核は主に鉄でできていますが、ニッケルも数%含んでいます。また、白金や金などの貴金属も含まれています。地球全体に含まれる金の割合は0.3ppmですが、核の中では20ppmまで増加している。これは、地球の地表近くの金鉱山の金の含有率に匹敵している。(つまり、ティアマトが半分に切断され、中心核に含まれる金が地表に出現したことを意味しているのかも知れない。登録者)
  • 地球核の内核は、ほんの僅かだが地球全体に比べて速く自転している。さらに、内核の中にさらに小さな核が発見された。核は地球形成初期にできたが、その直後に火星サイズの天体が地球に衝突し、地球のマントルが飛び出して、月ができたとする説があります(ジャイアントインパクト説)。この時、内核が再形成されたのかも知れない。だから、内核の中の最内核はもともとの地球の核だった可能性があるわけです。
 結局ニビル星人は、地球がティアマトとニビル星惑星との衝突により誕生したことを知っていたので、地球の地表に沢山の金が存在していることを予想していたのだと、推断できます。(2012/12/26追加)
      


ギリシャ神話の神々の正体

 ギリシャ神話の神々とエヌマエリッシュを対応づけてみよう。、
 ガイア(=ティアマト)とウラノス(=原始太陽)の子が、クロノス(木星)とレア(土星)の子が、ゼウス(天王星)だと推測できる。ガイアの子エロスが水星だろう。そして、ティアマトはニビル星系との衝突に備え、多くの衛星を従えたので、旧約聖書では、七つの頭を持つ怪物・リバイアサン(=レビアタンについては[ルシファーの謎と正体]参照)と呼ばれた。
 その後、ゼウスがクロノスに取って代わるのだから、木星はゼウスのシンボルとなる。そして、木星・ゼウス・月神から金星(娘アテナ=イナンナ)が飛び出した。土星サタン・ハーデスはマルドウクの長子・ナブー、天王星・ウラヌスはマルドウクと推測できる。。



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