第10-20章.シッチンシの悩み、ヤハウエの正体
      [12番惑星にビルからやってきた宇宙人]
より



 シッチンの本が日本で出版され、先生から調査依頼がありました。当時三者にて、シュメルの神々の誰が、エル・ランティ様(EL様)なのかを別々に、競争のように推量していました。エンリルなのか、エンキなのか、ニヌルタなのか、それともアヌなのだろうかと、ワクワクしながら考えをめぐらしていました。
 天上界からは、下記を教えていただき、様々に思い巡らしましたが、当時はEL様の特定には至りませんでした。ただ、先生はニヌルタの箇所にアンダーラインを引かれ、注意を促されました。このこともあり、ニヌルタではないかと思い込んでいました。

  @ ヤハウエは血統によるもの。
  A ヤハウエは約2000年で交代する事を教えられました。
  B エンキの長子・マルドウク様=エル・ソラティア王。
  C そこにEL様が養子に来られた。
  D 義理の弟のナブーは、サタン・ダビデ(神々の役職は、司書、数と計算)であり、
    天の王の王子として、ヤハウエ、マルドウクを詐称し、呪う神、復讐する神、
    全知全能神として、聖書に登場している。
  E EL様は天の王としては四代目、しかもマルドウク様と余り年齢は変わらない。
    EL様の方がお若い。
  F 人類の出自は、琴座→プレアデス→ニビル→地球、住人は遺伝子操作にて
    都度創造したと教えていただいている。

 今再考すれば、天の王=ヤハウエ(ランク60)から始めると、第一代はアヌ、二代目はエンリル。このエンリルが天の王の時代に、異母妹の長子・ニヌルタ、正妻の長子・シン(月神)、シャマッシュ(シンの長男・日神)、イナンナ(シンの娘)、エンリルの末子・アダトが交代で地球司令官(ランク50)に就任します(*)。神々の核戦争後から、マルドウクが地球司令官に着任し、EL様を地球司令官として養子に迎えます。従って、第三代目ヤハウエ=マルドウクに相当します。
 マルドウク様と同年代であれば、エンリルの長男ニヌルタ、エンリルの正妻の長男・シン(月神)に絞られます。しかもシンはマルドウクよりも若い。従って、シンがEL様だと同定されます。ミカエル様が日神=太陽神であり、古都ウルクからミカエル様の別名と同じテルエルの遺跡が発見され、月神・日神・イナンナの統治していたウルクと重なります。ウルクの神官・王がテラであり、神官の一族をイブリ(ヘブルの語源)と呼んでいた。このテラの一族が、イスラエルの十二支族へと繋がってゆきます。加えて、シナイ半島は月神・日神の支配地域であり、シンの発音と重なる。もしかしたら、秦、清もまた、月神・日神の導きにあったのでしょう。

 シッチン氏もまた、シュメルの神々の誰がヤハウエなのかを、本書の最終章で懸命に探し求めています。学識も知識も雲泥の差ではありますが、気持ちが伝わってきます。
 ヤハウエについて、シッチン氏は最初にお気に入りのエンキだと仮定します。人類を創造し、ノアの大洪水から救ったエンキはヤハウエに相応しい。しかし、ヤハウエの規律に厳しく、呪い復讐する神の面から、ルーズなエンキではないとする。
 次に、規律に厳しいエンリルをヤハウエと仮定するが、人類を創造していないし、大洪水で滅ぼそうとしたことから、除外する。次に、ニヌルタをヤハウエの候補とするが、ニヌルタはヤハウエの元で云々と言う古文書があり除外する。次にシンをヤハウエとするが、神々の核戦争で最後まで神殿と民を守り、下半身不随に至った(※)こと、知的で正義のある方「天と地の運命を定め、生きているものすべての指導者であり、正義と真実を齎す者」だが、聖書のヤハウエのように活発ではないとして、除外する。最後にマルドウクをヤハウエとするが、聖書にはマルドウクを悪魔として排除していることから、除外してしまう。
 様々に迷いながら、ヤハウエを同定できないシッチン氏は、ニビル星人を創造した神が居るはずだと考える。そして、聖書の最初にある創造の神に行き着いた。その神は、ニビル星人のみならず他の異星人をも創造したのだと・・・。ここで彼は迷路から抜け出せずにいる。
 もし私が@〜Fを教えていただいていなければ、シッチンシの説に傾倒していたかもしれません。つくづく、天のされる事に無駄は無い。常に、未来を見通しておられるのだと思います。


■(*)エンリルの天王就任

 アヌからエンリルへの政権交代は、下記の古文書にて明らかです。

  「原初の海が天と地を一つに結合している宇宙的な山を生んだ。
   人間と同じ姿のアン(天)は男性、キ(地)は女性であった。
   アンとキの結婚が大気の神エンリルを生み、次にエンリルは
   天を地から分離した。天を運び去ったのは父アンであったが、
   エンリル自身は母であるキを運び去った。
   エンリルは母なる大地と結合したことで、宇宙の生成、人間
   の創造および文明の樹立のための舞台が用意された。人間に
   は農耕させるために鶴嘴(ツルハシ)を与えた。」

 本物語は、ドゴン族神話にそっくりです。ドゴン族に現れたシリウス星人は、ニビル星人だということの傍証だと思います。⇒[ドゴン族神話


(※)EL様ご家族が、ほぼ同時期に亡くなられている事が、不思議でした

   戦死もしくは、流行り病かとも、ずいぶん以前には空想していました。
   しかし、もしかしたら、神々の核戦争で、ウルクの民を最後まで救おうとして、
   亡くなられたのかも知れません。
   であれば、アルカディアでの死闘、先生をスカラービームから守護するために、
   お亡くなりになられる寸前に至られ、ヴァル様が自らの生命エネルギーをミカエ
   ル様に与えられて蘇生された。サタン・ダビデさえも救おうとされた慈悲深い神
   々、しかも常に私達を救おうとされた先生のお姿そのものを感じました。


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