27-16.私の宇宙論U:生命の誕生と進化




◆.太陽系プラズマとティウィスの法則

 太陽に流れ込む中性のエーテルは分解され、イオンがどんどん生成されるので、太陽の中心にはプラズマの生成場が生まれる。この生成されたプラズマにより太陽の核が成長し、磁界/電界/電磁波/プラズマ/重力などを太陽系全体に放射しています。
 太陽の核から放射するエネルギーの波動を効率よく放射するには、その波長の1.5倍(電磁波の黄金則)で放射されるため、太陽の核の周囲にはエネルギーの波長に応じた外殻が生成されます。その最外殻を私達は見ているのです。
 次に、太陽から放射するエネルギーの波動を効率よく放射するには、その波長の1.5倍(電磁波の黄金則)で放射されるため、水星はその位置を公転しています。また、公転位置により吸収されたエネルギーの波動を効率よく保存するためには、その波長の2倍(2.0波長の法則)の所を公転軌することです。つまり、太陽から見て、水星より遠い惑星(金星、地球、火星、小惑星体、木星、土星、他)では、太陽からのエネルギーを貯金していることになります。このようにして、太陽系の惑星の位置が、簡単な規則に従い、しかも調和されて配置されていることを経験的に発見したのが、ティウィスでしょう。
 このように各惑星特徴(核と地殻,大気のガスの成分,地磁気,自転軸)は、太陽からの距離と惑星固有の磁気などにより決まってしまうのだと思われます。



■ティウィスの法則(ボーデの法則)

 太陽の直径の100倍を太陽系の基準の距離(R)とすると、ティウィスの法則は、下記のように 4+3×2n乗 で表現されます。

      太陽  水星  金星  地球  火星  小惑星 木星  
  −−−+−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+−−−
  距離   R  4R  7R  10R 17R 28R 52R
  n        −∞   0    1   2   3   4

 ここで、太陽系の基準をRとしたのには意味があり、以下のように原子核の構造から推理したものです。
 陽子同士が中間子等を通じて相互作用を行う距離と、核子内のクオーク間で相互作用を行う距離を比較すると,おおよそ100倍程度違っています。そこで、太陽の直径の100倍を太陽系の基準の距離としました。

 また、この考え方により、クオーク,原子核内の陽子と中性子の数,電子軌道などについてもすべてではありませんが、かなりのところまで説明する事ができます。



◆.原始生命の正体は、エーテル粒子と原子転換

 ガン細胞は何故か知りませんが酸素が足りない信号を発信し続けます。そしてガン細胞に向かって酸素を豊富に含む動脈流の血管が、そこに伸びて行きます。この新たに伸びた血管の養分を元にして、更にガン細胞が増殖します。この状態ではガン細胞群の内側にあるガン細胞には血流が届かなくなります。そして酸素と栄養の供給が絶たれ、内部のガンは死滅することになります。
 加えて興味深いことは、ガン細胞は非常にイオン率が高く、細胞内の状況としては若くてどんどん分裂している細胞に似ているとのことです。細胞分裂している胚においても中は空洞になります。正常な細胞の場合アポトーシスと言われる自然死により、細胞が死ぬことにより生命体の形態が正しく形成されますが、ガン細胞の場合には、このアポトーシスの働きが麻痺しているものと考えられ、この点で若い正常な細胞と大きく違っています。
 若い細胞は酸素をどんどん消費するので、細胞内部では、酸素原子がエーテル粒子に連れられて大量に蓄積される。そして、エーテル粒子が媒介となり、原子核転換が発生しやすくなるのかもしれません。下記の様にカリウム(K)、窒素(N)、カルシウム(Ca)が生産されるのではないでしょうか。

   N+H ← C +O+エーテル粒子:タンパク質の元
   K   ← Na+O+エーテル粒子:エーテル粒子好き
   Ca  ← K +H+エーテル粒子:脊椎動物(運動の元)
   H2O ← O +H2

 つまり、酸素とエーテル粒子をたくさん蓄積することで、生体物質の生成が助長されたのだと考えられます。エーテル粒子の集中した所に、KやCやOが集まり、その周りにエーテル粒子を嫌う物質が取り囲んだ構造ができた。この内部で上記の原子核変換が起こり、生命が生まれたのだと思います。
 逆に、酸素やエーテル粒子が足りないときには、逆の原子核転換が起こります。そして、酸素が豊富になると細胞内からNaを排出する必要が出てきて、その機能が備わったものと考えられます。

  K  → Na+O      ・・・図1
  N+H→ C +O
  Ca → Mg+O
  Ca → K +H
  Si → C +O

 以上のことを基に、生命の進化について、より深い理解が可能になるのかも知れません。蛇足ですが、ガンを押さえるには、KやCaやSiを、ガン細胞に供給すれば良いのではないかとも思われます?



◆.原始地球

 原始地球に、エーテル粒子が大量に存在してしれば、重い粒子も大量に存在していたはずです。太陽からの放射エネルギーが減少するに従い、エーテル密度も減少し、Siや鉄などが、原子核転換によりC,O,Na(ナトリウム),Mg(マグネシウム),H(水素)等に分裂して生成された。同時にエーテル粒子が過度に密集した所では、原子核転換が始まるのだが、この場所こそが原始生命だったのだと思います。
 そして、Siが炭素(C)とエーテル粒子をたっぷり結合した酸素(O)への原子転換が加速し、図1式のように、窒素(N)と水素(H)が生成され、次に次に、H2O,Na,K,Ca,が生成されていく、その過程で地球の電磁場/地質/地殻の進化と共に、地熱と火山の噴火により、大気や海や生命の進化へとつながって行ったのでした。



◆.太陽系の秘密

 原始太陽は今以上にエネルギーを放射していたとすれば、どんどんエーテル粒子を取り込み続け、太陽の成長と共に徐々に重たくなったのではないか、つまり最初の太陽は軽かったのだと考えられます。同様に、太陽系の惑星もまたエーテル粒子を取り込み続け、質量が重たくなった。そして、地球の核には鉄などの重たい物、地表にはシリコンが生成されたものと思われます。水星/金星/地球/火星/ニビル(小惑星帯は惑星ニビルが爆破した破片のこと)には、地殻とその周りを覆うシリコンがあり、しかもその比率がほとんど同じ事から、環境が整えば現在の地球のようにシリコンによる原子転換から生命が発生すると考えられます。蛇足ですが、木星の放射が現在よりも大きく、かつ土星の自己熱量がもっと大きければ、生命の母ティアマトの衛星、その次に火星・ニビル星系より以前に、土星に生命の可能性があったかもしれません。
 そこで、かって太陽と木星の放射が大きかった時、水星/金星/地球/火星は乾燥しており、地殻と地表がこれから形成されていく途中だった。一方、当時小惑星帯の場所にあった惑星ティアマトとその衛星(フェイトン)には水と大気が生成され、生命が発生した。
 同時に、太陽の放射の弱まりと共に、火星が水の惑星になり、火星の生命環境を整えるために、OとHとCを生成する目的で原子核転換を利用した。それには微生物を植え付ければよい。次に、水と大気と炭水化物を地球に、そして生命の移住へと進んだものと推測されます。もし間に合わなければ、惑星ティアマトの地下都市に待避して、人面岩のように、時を待つことになると思われます。当然、肉体を持つ種族ならその遺伝子を、霊体ならばその肉体の記憶を大切に保存していたと推測されます。
 また地球の生命の進化に海の潮力は非常に大きな影響を与えており、つまり丸い形の生命が潮力により細長くなり、臓器や神経系が飛躍的に発達し、知的生命の発生を促した。地球の月についても同じ働きがあるのだとすれば、ティアマトの破片である月を宇宙船に改造し、地球への移住の時を待ったのでしょう。

■地磁気の傾き
 地球の陸地の大半が南半球に集中しています。これは、生命以前の地球の地表にあったシリコンが酸素と炭素に原子転換した時、太陽と反対側の日陰ほどその転換が急速に進んだと思われます。このことから、当時の地球は、金星と同じように自転軸が太陽と平行で、現在の北半球が太陽の影の部分となっていた。次ぎに、大気や地殻が形成され地磁気が強くなると共に、その自転力が大きくなり、倒れそうな独楽が立ち直るように地球の地軸が現在の状態に近くなったと推測されます。


◆.遺伝子と太陽エネルギー

 生命が誕生していない太古の地球では、まだ大気中に酸素はありませんでした。海には水がありましたが、鉄は赤色の酸化鉄ではなく、酸化されていない鉄原子イオンとして存在していました。この鉄原子イオンに紫外線が当たると、鉄の電子がこれを吸収し、電子が鉄原子から放出され、この電子エネルギーによりATPが生成されました。そこで、ATPは光エネルギーを蓄積するための貯蔵庫と考えることにしました。また、他のエネルギー貯蔵庫としては、GTP、CTPなどがありますが、これらエネルギー貯蔵庫は、リン(P)を二個取ってしまうと、アデニン、グアニン、チミンとなり、遺伝子を構成しています。つまり、化学的な合成と生物的な進化は、「光をめぐる進化」だといえます。また、大気中に酸素が蓄積されたのは、葉緑体を持つ光合成を行う生命体が生まれたからです。
 まずは、生命の源である水の役割から見ていきましょう。
 成人では180リットルの水が、腎臓により1日6回ほど再生され、繰り返し使用されています。また、一日に体外に放出される水の量は、わずか2.5リットルで、腎臓のおかげでその分だけしか食物などから摂取する必要はないのです。また、人体の70%〜80%を水が占めており、いかに水が生命にとって大切な物かが判ります。


■.水の特徴.物理化学的な性質

 水は酸素(O)一個と水素(H)二個からできていて、酸素を中心に両手に一個ずつ水素と手をつないでいます。この結合により、HOHの角度は104.5度、酸素は電気的にマイナス、水素はプラスに帯電しています。このため、水どうしは互いに水素のプラスと酸素のマイナスが引き合い他の液体に比べて強く結合(以下水素結合といいます)しているので、融点と沸点が高い、温まりにくく、冷めにくい。又、蒸発しにくい。更に、水どうしの水素結合によりピラミッドの頂点に水が一個ずつ配置されたような構造で、非常に伸縮性に富んでいる。勿論、水は液体なので、水どうしの結合が常に切れては、近くの水との結合を繰り返しています。


■.水の特徴.水とイオンとの結合

 細胞の中には、様々なイオン(プラスの電荷やマイナスの電荷を持った物質のこと)が溶けています。特に、Naプラスイオン、Kプラスイオン、Clマイナスイオン、アルコールやアミノ酸はHやOを周囲の水の方に向けて浮かんでいます。このため、これらのイオンやHやOは、水との水素結合により、イオンの周囲の水を強く束縛します。
 更に、Naプラスイオンの周りの水は周囲に比べ運動の速度が非常に遅く、水の粘性が大きくなっています(正の水和)。アルコールやアミノ酸も同じです。ところが、KとClイオンの周りの水は周囲に比べ運動の速度が速く、水の粘性が小さくなっています(負の水和)。
 つまり、正の水和の水は速度が遅く、そのイオンのそばから離れないで、イオンと強く結合し、構造化しています。


■.水の特徴.炭化水素と水との結合

 炭化水素が水に溶けると、発熱することが分かっています。理由としては、少し難しいのですが非常に重要なことなので是非理解して下さい。
 炭水化物の周りの水は、正の水和状態なので、炭化水素の周囲の水分子は通常の水や氷よりもさらに密に集まり規則正しく整列し、運動が遅くなった状態になっています(注)。このため、水和で運動が遅くなった分のエネルギーを、水和に関与してない外側の水に熱として放射するのです。つまり、エントロピーが減少(乱雑な運動をしていた水が規則正しい構造を取る)して、その分だけ外側の水に熱を放射することになります。

(注:隙間の水)

 氷の方が水よりも密度が小さいのは、水が凍って氷になると体積が膨張する事から分かります。通常の水はピラミッドの頂点に、水分子が一個づつ配置されたような構造で、分子間には大きな空間が残っています。ところが、炭化水素の周囲の水の場合、六角形の頂点とその中心に水分子が配置された六角柱のような構造をしていて、通常の水よりもさらに密度が大きくなっており、分子間には大きな空間は残っていません。
 このように、正の水和状態の水は氷と非常に違った構造をしています。この事情は、1mmの隙間のある二枚の平らなガラスに挟まれた水についても同じで、この隙間の水は氷点下20度になっても凍ることはありません。この隙間が狭くなるほど、隙間の水は密度が大きくなって、凍りにくくなります。つまり、生体内のイオンや分子や膜の周囲の水は凍りにくい。同じように、植物を支えている泥の中に含まれている水も構造化していて凍りにくいのです。この隙間の水の性質により生命は、寒冷の地でも生き続けることができるのです。

(補足:エーテルと重力)

 地球の地殻による発熱も同じで、地球の周囲でのエーテルの結晶化により、エントロピーが減少した分だけ電磁波や熱として、放射している。また、宇宙飛行士が、大気圏外でカルシウムが体外へ流れ出すのは、地球上よりもエーテル量が少なく、エーテルの流れ込みによる生体電流の発生が少なくなるためです。また、炭化水素がバラバラにあるよりも、集合した方がエントロピーが大きくなり安定するため、炭水化物は互いに結合し、結合した部分の水は離れていく。
 地球の周囲ではエントロピーが減少している。この事情は他の惑星も同じなので、地球と他惑星は互いに近づく方が、エントロピーが大きくなり、全体としては安定するため、互いに引き合うような力が働く。この力を重力という。(この考え方は、最小作用の原理と矛盾しないように思われます。どなたか、物理関係の方に証明していただければと思います。)
 一方、この観点から、負の水和のように周囲のエントロピーが大になるように工夫すれば、反重力が働く。


■.水の特徴.タンパク質との結合

 タンパク質の構造は、アミノ酸の順番できまる直線的な一次構造、この一次構造の−NHと−C=O間の水素結合によりコイル状になる二次構造をもつ。さらに、二次構造の適当なところで折れ曲がり、例えば球状の立体的な構造の三次構造となる。各タンパク質に特有の働きは、この三次構造によるものであることが分かっています。この三次構造は、内部に疎水基が集まり、水を開放してエントロピーが低い状態になっており、外側には親水基が出ていて、水と水素結合している。
 タンパク質の合成時には、リボソームがm−RNAからの遺伝情報を読みとり、一次構造のタンパク質を造ると、極めて短い時間で、二次構造から三次構造の丸まった形になる。それまで猛烈な勢いで飛び回っていた細胞内の水分子が、いっせいに今合成されたタンパク質に飛びついて、ほとんど瞬間的にタンパク質の表面を水の膜で覆ってしまう。このようにして、タンパク質は固い水の殻とその外側の弾力性のある覆いにより囲まれている。この状況は、水をエーテルとすれば、素粒子や地球も同じなのではないでしょうか。
 三次構造を維持している力は弱いので、Kイオンのような水分子が活発になる物質を多量に溶かすと、水が活発に運動してしまい、タンパク質は本来の3次構造を維持できなくなり、その効力を失う。さらに進むと、タンパク質の立体構造を維持していた水素結合が切れてしまい、一次構造にまで戻ってしまう。エーテル波を多く含む水分子と蛋白質の結合力が弱くなるので同様なことが発生します。


■.水の特徴.水による病気

 細胞内の水は、タンパク質の周囲の水とほぼ同じ状態です。この水の粘性が増したらどういうことになるのでしょうか。
 そこで、水よりも結合力が大きい重水(通常の水素よりも中性子が一つ多い水素Dにより構成される水)を生体に注入すると、約5分で体全体に行き渡ります。通常の水(H2O)が、HDOに置き代わるので、タンパク質・核酸・糖なども同じように置き代わってしまいます。これにより、水の構造化が大きくなるばかりでなく、水素結合力が大きくなり、タンパク質の三次構造や、生体反応、細胞膜を通過する物質の移動が遅くなる。結果として、神経の伝達作用や酸素の供給も抑圧されてしまいます。
 二枚のガラスに挟まれた隙間の水は、温度によって粘度が違ってきて、15、30、45度で特に大きくなることが実験で確かめられています。
 細胞内の隙間の水も同じで、生体の温度がこれらの温度の時に隙間の水の粘度が大きくなってしまって、蝿は飛べなくなり、ハマグリの繊毛運動は急に遅くなり、酸素消費も急激に減少することが分かっています。一方、細胞分裂の過程で、遺伝子に働いている水の安定作用も撹乱されて、染色体に異常が発生する。
 従って、水の粘度が増すと、水の構造が変わり、遺伝子やタンパク質や酸素に影響し、生命活動が不安定になることが分かります。
 同様に、水分子が塊になっていたり、汚染された水などのように、水質が悪いと、水がねまります。これもまた、生命活動を不安定にする要因となります。
 尚、エーテル波を過剰に浴びた時、生体内の水の粘性が増大していれば、生命体にとって生死の重大な問題になります。

 a.立ち枯れの原因
  土の中には狭い隙間が無数にあり、しかも水は構造化している。植物は
  土の中の水や種々の養分を根から吸い上げている。この水の構造化が大
  きくなれば、根の働きが妨げられて、立ち枯れを起こす。

 b.水のクラスター(分子集団)
  クラスターの大きい水だと、タンパク質内にも、その周囲にも付着する
  水分子が少なくなる。当然、タンパク質の三次構造にも影響する。そし
  て、細胞内の水の量が減り保水性が悪くなる、つまり老化する。また、
  細胞膜の透過もより抵抗が多くなるので、細胞が不活性化する。従って、
  羊水の水が悪いとアトピーの子供が産まれたり、成人でもアレルギー、
  花粉症などの免疫力が落ち、あるいは痴呆症のように脳に水分が無くな
  り脳が萎縮してしまうのだと言われている。

  一方、クラスターの小さい水は、タンパク質の狭い空間に入り込んで結
  合する力が大きく、なかなか離散しない。保水力が大きく、三次構造の
  維持力が大きく、細胞膜の透過については抵抗が小さくなるので、細胞
  が活性化する。

  また、水のクラスターは、電気分解で小さくできるの。二重膜には非常
  に大きな電界が働いており、細胞内に吸収される水については、クラス
  ターを小さくする働きもあると思われる。他にも、滝でも水のクラスタ
  ーが小さくなることが分かっているので、蒸発→雨→地下水→川→海の
  ような自然の水の循環が非常に大切で、人間もその循環に依存して生か
  されている。

 c.過剰エーテルの危険性
  酸素は小さな磁石で、水のようにクラスター化しており、地球規模の大
  気の循環により、静電気にさらされたりして水と同じように小さなクラ
  スターになり、それを生命は呼吸して生きていると思います。さらに、
  酸素どうしがその磁気により結合してクラスターの大きな構造をしてい
  れば、肺からの酸素の吸収は抵抗が大きくなり少なくなると推測されま
  す。
  以上のような水による病気は,エーテルびよる悪影響とほぼ同じ症状な
  のです。つまり、エーテルは水や酸素に影響してその量が過剰になると、
  上記のようにクラスター化したと同様な状態となり、動植物などの生命
  体が危険になります。



◆.二重膜と生命の誕生

 原始の海の浅瀬にある泥の中の小さな隙間では、様々な生命の元となる活動が進行していた。細胞の二重膜は石鹸分子のような構造をしていて、炭化水素どうしの結合と同じように外側に親水性(水と水素結合する)を、内側に疎水性のものをしまい込むような構造の膜となっています。この膜の中にタンパク質が食い込んで、赤血球のような(葉緑体のMgがFeに置き換わった物)ものが紫外線をエネルギー源として、ATPを製造したり、DNAやRNAが生まれては消えていた。すでに、ゴルジ体、葉緑体、赤血球の元は、生成されていた。二重膜で囲われる以前は、泥の壁が二重膜の代わりだったと推測されます。
 このような中で、地球が冷えていくに従い、泥の中の水は、泥やタンパク質と強く結合し、タンパク質は三次構造を持つようになった。このため、水と強く結合したタンパク質は、二重膜の水と結合する方が安定となり、二重膜の内側に入り込んだ。勿論、酸素呼吸を行うようになった古生菌である(ミトコンドリアは細胞内小器官の名前ですが、元々は古生菌が共生したものです)ような好気性のものが酸素から逃れるために、もしくは捕食されて、真核細胞に取り込まれて共生したものもあります(嫌気性の古細菌類は、酸素が古代の大気中に増えたために多くのものが死に絶え、一部は、嫌気的環境に逃れた。またあるものは、酸素環境に適応し、酸素呼吸能を得、その後細胞内共生が進化が始まったと言うことだと思います)。
 同時に、水が構造化すると、Naイオンは正の水和のため細胞内に入りにくいが、負の水和のK,Clは入りやすい。このため、細胞内にはKイオンが多く、Naイオンが少ないのだと推測します。また、電子も細胞内に入りやすいため、細胞膜の内側が負に、外側が正に帯電した。さらに、細胞膜の力学的な変形や、潮の満ち引きにより、細胞内部に流動電流が発生し、細胞内での機能の構造化が進んだ。
 一方RNAには、記憶能力とDNAと同じような複写能力がありますが、DNAほど情報の保持能力に優れていません。そこで、周囲からの影響によるものや内部の変化が生じ周囲と調和できる時、この変化をDNAに保存するような分業が成立したものと考えられます。
 このようにして、大気が生成され、紫外線だけでなく、沢山の可視光線が地上に降り注ぐようになると、エネルギー供給源である「鉄+紫外線+蛋白質」の構成において、鉄をマグネシュームに入れ替えると、可視光線をエネルギー源として取り込むことのできる葉緑素が本領を発揮し、酸素をドンドン生成するようになり、呼吸反応が完成されます。同時に、鉄はその座を追われ、酸素や二酸化酸素の輸送をになうようになります。
 さらに、光を求めて水面に移動するもの、陸地の生成による乾燥が拍車をかけ、乾燥した陸地にも耐えるような固い細胞膜で身を覆う植物と、これらを食物とする動物に分化した。


■シアノバクテリア

 原核生物で光合成を行うシアノバクテリアが生まれたのは、37億年〜38億年前の頃で、シアノバクテリアが生成した酸素は、当時海中に豊富に存在していた鉄イオンを酸化鉄に変えた後、海水中や大気中の酸素が徐々に増え始めました。しかし、嫌気性生物の場合には酸素により、細胞膜やDNAが破壊されてしまうため、酸素から逃げ出して現状維持する方法か、またはビタミンCやEにより酸素との反応で生成された有害な化学物質を一掃できるように進化しました。次に二酸化炭素と水と日光から生成された酸素と有機物を、エネルギーとして取り出し、水と二酸化炭素に戻すことができるようになました。このような進化の中で、シアノバクテリアから真核生物の植物へ、他方これらを補食する動物生物へと分化する物が現れ、それぞれが進化していたのです。このようにして、地球上で日光を媒介とした水と酸素と炭素の循環が始まり、現在の地球の大気へと進化してゆきました。つまり、シアノバクテリアが増えすぎてしまい、生存できなくなってしまった。そこで、シアノバクテリアの死体を掃除する動物性の細胞が誕生したというわけです。


■色素について

 色素とよばれる色の付いた物質の多くには、金属(葉緑素、赤血球、ビタミン)が含まれ、これらの物が日光の元で、生命を維持しています。例えば、生体のエネルギー源であるATP,GTP,CTPや、アデニン,グアニン,シトシンは、光をエネルギー源として活用することで生まれたが、今でもその働きがあり、さらに遺伝子やRNAとして活用されている。一方、補酵素(金属を含んでいる)を持つ酵素やビタミンは、光を感じるセンサーとして利用されたものだった。



◆.原核生物から真核生物へ

 原核生物の特徴として、無駄なDNAが無く、環境への適応戦略は、その環境でできる限り沢山の少しづつ遺伝子の違う子孫を残すことです。従って、生み続けなければなりません。
 ところが、真核生物には、無駄なDNA領域がある一方で、無駄なDNA以外の有用なDNAが簡単に変更されないような機構が備わっています。この無駄な領域は、周囲の環境の変化に対して、その変化を細胞内でシュミレートして如何に対応したらよいかを模索する場所なのです。また、真核生物になると、原核生物に比べて、ATPを効率よく生成でき、細胞内部の分業化が進みます。例えば、細胞内部で生成した生産物の配布に関しては、原核生物では自然拡散に任せていたのですが、真核生物では行き先を決めて輸送する機構が整っています。また、DNAがお構い無しに、蛋白質を生成すると、細胞内の分業のスムーズな動きが阻害されるため、DNAは膜に覆われた方が良かったのです。つまり、外部のより大きな流動電流にさらされたため、電流がスムーズに流れるように、さらに細胞内の分化が進んだ。



◆.真核生物から多細胞生物へ

 地球の環境に朝と夜、四季の変化などが発生すると、現在の遺伝子を保持しようとするメスと、遺伝子を変化させようとするオスに別れます。真核生物はオスに発生した遺伝子の変化をメスに伝えるために遺伝子を挿入します。
 これが始まりだと思うのですが、複数の細胞が繊毛で捉まりあって多細胞状態を発生させます。
  真核生物の遺伝子は、無駄なDNA領域で考え、細胞間で機能分化の道を選ぶことにしたものたちが、多細胞生物として発生したもの。つまり、細胞一個と周囲の環境という状況よりも、同種の仲間による社会性を重要視した。
 その結果として、原核生物から真核生物への進化と同じように、細胞間の分業化が行われたのです。分業化の中で、細胞間の作業の連絡役として、ATPをインタフェースとするものやATPそのものでなくATPの情報を伝える化学信号(ホルモン)を利用するものがうまれました。つまり、外部のより大きな流動電流にさらされたため、電流がスムーズに流れるように、さらに細胞内と細胞間の分化が進んだ。



◆.神経内ホルモンと神経細胞の起源

 多細胞化すると、細胞間の機能の分化が進み、細胞間のさまざまな情報伝達のためにホルモンなどの化学信号が伝達されるようになります。さらに機能の分化が進むと化学信号を効率よく伝えるために神経細胞へと進化が進んできます。
 一番の初期には、情報発生源の細胞が発生する化学情報を、目的の器官まで伝えるためには、まだ丸い形の神経細胞を何十個も伝達する必要があったのでしょう。そして、神経細胞の形が細長くなると、化学情報は、この細胞の中を運搬されるため、これまでよりも少ない数の神経細胞を経由することで、情報の伝達が可能になります。このホルモンの輸送機能や、ホルモンの生成機能は、今でも脳の神経細胞の重要な機能です。
 さらに、化学情報の輸送よりも高速な電気信号を使い、次に情報を伝える細胞との結合点で、電気信号を化学信号に変換することで、現在の神経機能ができあがりました。ミエリン鞘が大脳の神経細胞に巻き付くことで,電気信号の伝達速度を100倍にしても情報を正しく通信できるようになりました。つまり、外部のより大きな流動電流にさらされたため、体内に発生した電流がスムーズに流れるように、さらに細胞の分化が進んだ。
 神経軸に電流が一方方向に流れる頻度が多くなるほど、ミエリン鞘に巻き付く磁場の強度が強くなり、脳内に磁場のインタネットが生成される。死後、この磁場が肉体から離れ、霊体の元となる。



◆.光と脳内ホルモン

 さて、光と関係する生体物質を下記に挙げますが、まだまだたくさんあるはずです。

 ■植物内の色素
  植物の形態形成、環境応答の役割をもつものでよく知られているのが、フィトクロム
  (近赤外光受容体)、青色光受容体、UV-B光受容体などあります。花の色で見られる
  赤色はアントシアニンで、フラボノイドも同じ仲間で、紫外線防御などに働くといわ
  れています。

   オレンジ:カロチン
   緑色  :緑色体

 ■動植物のエネルギー源
  エネルギー源であるATP,GTP,CTP,UTPは、遺伝子やRNAの元である。
  ・動物内の色素
    赤色:ヘモグロビン、カロチン(ビタミンA)、ヒトクロム(目の色識別)
    黄色:ビタミンB2
    紫色:ビタミンD
    褐色:メラニン、ルノアドレナリン、ドーパ、セロトニン

 特に、脳内の神経伝達ホルモンとして、各内臓で生成されているホルモンのほとんどが脳内でも生成されている事実があります。例えば、褐色のところの物質がそうです。つまり、光のエネルギーを基本にして、エネルギー源や遺伝子が出来上がっており、そこから生成される物質は色分けでき、各臓器を制御する脳神経はこれらの色分けした物質毎に神経回路が構成されていると考えられます。脳の部位と色、そして脳内ホルモンと臓器が結びつくことが理解できますが、遺伝子の元は色素なので遺伝子やそれから合成されるタンパク質一つ一つを色と関係付けることができることになります。臓器と神経(感情)が、色という接点を通して,同じ基盤で考察することができるのです。


■緑虫とストレス

 緑虫には、葉緑体,ゴルジ体,鞭毛があり、動物としての特徴と植物としての特徴の両方を備えていて、動物であり植物なのです。よく見ると、鞭毛の付け根に目があり光により鞭毛を駆動するセンサーの働きをしています。この系統は、視神経及び延髄から間脳(網様体、視床)へと進化したと推測します。間脳では、体に受けた刺激を延髄を通して、篩にかけ、黒質からドーパミンを放出したり、青班核からノルアドレナリンを放出することで良し悪しを決めています。一方、視床から大脳へ刺激が渡され、大脳からの命令は視床下部を通して伝達され、さらに脳下垂体からホルモンが放出されます。脳下垂体からは、性ホルモンの他に副腎皮質ホルモンが放出され、特に副腎皮質を割賦する役割があります。このホルモンはストレス時に多量に放出されることが分かっています。
 一方、太陽の日周期は、もともと第三の目(緑虫には目の他に第三の目の原型が備わっています)で感知されていたのですが、人間の場合脳の内部に潜り込んでしまい、メラニン,セロトニンを生成する松果体へと進化しました。この時点で、日光からの刺激ではなく、松果体は大脳からの刺激をその代わりとしたのだと推測します。つまり、人間は大脳を通して、松果体や脳下垂体をコントロールすることで、間脳を制御しているのだと思います。
 エーテルの過剰吸収により、脳内の水や酸素が構造化してしまうか、中性化してしまい、化学反応が起こりにくくなるため、脳内でその吸収率が低下してしまう。そして、神経細胞の発火時に、プラスイオンの取り込みと共にエーテルを神経細胞内に吸収してしまい、その量が過剰だと神経の活動が低下する。このため、大脳の不活性化が起こり間脳が活性化する。しかし、松果体や間脳は大脳からの刺激により安定しているので、突然大脳からの刺激(光)が無くなると、不安になりストレス状態に陥ってしまう(この不安状態がマインドコントロールされやすい)。このストレスを解消するために、黒質からドーパミンを、青班核からノルアドレナリンを放出し、辺縁系を活性化させてしまい、間脳が優位になってしまい好き嫌いで物事を処理してしまう。
 例えば、音楽でいえば大脳を活性化させるクラッシクよりも、間脳を刺激するような爆裂音を好むようになり、その時はスカットするが、すぐにまた欲求不満になってしまい、同じ事を繰り返してしまう。これがこうじて、歯止めが効かなくなると、更に刺激を求めるようになってしまう。この状態は、犯罪者の心理状態に近いものだと思います。前頭葉が活性化され、人間として柔軟で思いやりがあり建設的な心理状態でなければ、不幸なことに生きていること自体がストレスなのかもしれません。孔子曰く「音楽は心を中庸にする」と言われましたが、やはり名言でした。どなたか、音楽関係の方で、音と大脳の関係をご存じの方がいれば教えていただければと思います。



◆.人工のものでなく、自然界におけるエーテルの吸放出

 生命の発生について、エーテル的な説明を余りしませんでしたが、ここでは生命がどのようにエーテルを吸放出しながら生命を維持しているかを説明します。コラーゲン等のコイル状の物は、エーテルの貯蔵庫であり体内エーテル量を調整すること、及び静脈や汗や呼吸によりエーテルを体外に出していることを指針として、下記を考察しました。


■イオンの直線運動

 プラスイオンが外部の電界に引かれて加速運動する場合、運動方向に対して、右ねじの方向に磁場が発生している。一方、電界に引かれて刻々加速されているので、この加速の度毎に左ねじの方向に磁場を発生する。この左ねじの磁場と外部電場の方向から、エーテルがプラスイオンの中心に向かって吸い込まれる。プラスイオンは、エーテルをドンドンため込むため重たくなる。
 プラスイオンが周囲との摩擦で減速運動する場合、運動方向に対して、右ねじの方向に磁場が発生する。一方、刻々減速されているので、この減速の度毎に右ねじの方向に磁場を発生しする。この右ねじの磁場とイオンの進行方向に、エーテルがプラスイオンの中心から放出される。プラスイオンは、エーテルをドンドン放出するため軽くなる。
 以上から、イオンはその運動に伴い、電場や磁場との相互作用により、エーテルの吸収を行なう。そして、エーテルがイオンから放出される時、電場や磁場として放出されるということが論証されます。
 生体内のイオンは、水に溶けているため構造化された水で周囲を囲まれています。そのため、イオンによるエーテルの吸収と放出や化学反応は、この構造化された水を通路として行われる事になります。つまり、イオンが動く方向にこれらの水も動き、周囲の水を通してお互いに相互作用を行う。



◆.血流と呼吸

 八ツ目ウナギ(円口類)のように口から水流を取り込む場合、水は口の部分から一番早く流れ込み、流動電流も大きい(このため頭部には電気的に活発な神経細胞が集まった)、そして尾の方に向かうに従って水流は遅くなり流動電流も小さくなる。このとき、水流からエーテルが放出され、そのエーテルを生体が吸収すると同時に、様々なイオンが生体に吸収される。
 同時に、流動電流の磁場が生体内に浸透し、生体内に吸収されるエーテルの流れにより、体内に頭から尾の方に向かう電流が発生する。この電流に沿って臓器や神経細胞や骨が発生したと推測します。また、八ツ目ウナギ(円口類)が一定の速度で泳いでいる場合、体の外そして周に沿って流れが発生し流動電流が発生したとすると、八ツ目ウナギの運動方向と流動電流の磁場の方向でエーテルが生体内から外に放射される。つまり、内蔵で吸収されたエーテルは体内電流を発生させ、皮膚を通して放出される。
 人間の場合、心臓で瞬間的に加速された血流は、エーテルの充分な量を吸収し、そして動脈から一挙に流し出す。流れ出した血流はエーテルを放出する。そして放出されたエーテルは、イオンと共に細胞に吸収され、血流が作る磁場とエーテルの浸透方向に電流を発生し、各細胞を活性化する。役割を終えた血流は静脈に入り、今度は心臓に引っぱられエーテルを吸収し心臓に戻る。戻る途中で、八ツ目ウナギと同じくエーテルは皮膚の毛穴から汗として放出される。そして、心臓に戻ったとき、心臓に一挙に入り、そこでエーテルを吐き出す。
 酸素はマイナスイオンなので、プラスイオンとエーテルの吸放出が逆になります。それに注意して説明を進めます。
 呼吸の場合、吸い込むときには流動電流が発生し、酸素イオンのエーテルを放出する。同時に、肺の電気抵抗が低くなり酸素と二酸化炭素の交換が行われると共に、酸素とエーテルを体内に取り込む。一方、吐き出すときには、肺の電気抵抗が大きくなり、二酸化炭素とエーテルを体外に吐き出す。



◆.コイルとタンパク質・DNA

 運動会でトラック競技の時に、左回りに走りますが、これは走る方向にエーテルを引きつれて運動し、地磁気が下向きなので、トラックの中心にプラス電荷があるような具合に電界が発生します。つまり、トラックの中心が原子核で、人間が電子というわけです。従って、地球がエーテルをその中心に吸収するときと同じ方向に人間が回ると、原子の中の電子のように楽に運動できるということだと推測します。また、人間の場合直立しているため、血液や呼吸によるエーテルの吸放出以外に、頭から常に左巻きでエーテルを体内に入り込み、体内で様々な渦を巻きながら両足から放出され、大地に取り込まれるような流れが推測されます。この流れと生体との関連は今後の課題です。
 また、骨格については、関節間の長さを比較することで人体に黄金率が、利用されていることが明らかです。しかし、脳全体についてどこに黄金率が利用されているのかは不明です。
 右巻き銅線のコイルに、外部電場が印加されプラスイオンにより瞬間的に電流が流れた時、電流の流れる方向に沿って銅線の外部から内部にエーテルが流入し、銅線に吸収される。そして、銅線は互いに引きつけ合い縮む。この時、コイル内部のエーテル密度は小さくなる。
 タンパク質の二次構造の場合、同じ事が起こりタンパク質が縮み、三次構造が少し変わり、構造化された周囲の水がさらに構造化され、発熱する。この熱は細胞内の水の粘度を下げ保水性を高め、細胞を活性化する。一方、コイルが伸びると、エーテルを放出することになる。



◆.気の道

 以上のように、生体がエーテルを取り込み、生体内で様々に運動し、そして生体の外に放出される過程で、生体内には熱と電流と磁気が発生します。更に生体内で発生した電流や磁気の流れの方向に沿っての流体的な模様(立体図形)に応じた臓器や骨が形成され、生物学的な役割分担により生命が維持されていることを説明しました。ここで生物の生体内部でエーテルの流れる道を「気の道」と定義します。
 また銀河や太陽系を生体とみなし、宇宙を生体を取り巻く環境だと想定すれば、宇宙、銀河、太陽系、地球、素粒子についても事情は同じだということが、推測でき理解されます。つまり、人体は小宇宙であり、宇宙のミクロからマクロまではすべて相似の進化構造だということです。
 一方、粒子はエーテルの三次元の渦運動や三次元の縦波(心臓の圧縮膨張)のような運動から生まれ、粒子から吸収放射されるエーテルの二次元波動がそれを受信する粒子の状況に応じ、エーテル波や電場磁場、そして重力として相互にインターネットされています。このように、生物を含む宇宙は相互に情報を交換しあいながらその調和を保ちつつ、今後も相似の進化を繰り返えしていくのです。



◆.様々な弊害

 生命に大切な水,酸素(磁気)が大自然の循環の元でクラスター(分子集合体)が小さく活性化された状態であれば、生命は活性化され活き活きとその営みを続けることができます。また、適当な量のエーテルの増大は生命を活性化させることも可能です。
 ところが、クラスターが多すぎると水どうしの結合が強くなり、植物では根からの水の吸い上げが困難になる。また、動物でも細胞内の水がイオン結合し、構造化されすぎるため、タンパク質の三次構造が少し変形したり、水の吸放出が滞ってしまうため、生命活動が低下する。酸素(磁気)についても同じで、酸素どうしの結合が強くなると、赤血球への酸素の取り込みが滞ってしまう。赤血球の場合、水の構造化が低いのは、構造化が大きかったら、酸素の移動度が遅くなるためと考えられている。血流が多く、血管が太く丈夫で、肺や皮膚呼吸の盛んな人は、少しくらいエーテルが多くても大丈夫ですが、老人や病人、心臓や肺の弱い人には辛いことが分かります。さらに、全身の細胞が酸素不足になると、酸素を供給するために心臓の動悸が激しくなる。さらに血液の粘性が大きくなったり、赤血球の構造化(イオン結合)が進み毛細血管を赤血球が通過しづらくなれば、さらに心臓への負担は大きくなる。
 血管の内側にはブロック状の細胞が敷き詰められていて、ブロック間の隙間から血液が漏れてその周囲の細胞に栄養を供給するようにできていますが、酸素が足りないと、このブロック間の隙間が大きくなり血液が漏れやすい状態になってしまう。そして、血圧が上昇すれば、特に毛細血管や目のような部位では、当然充血したり、内出血のような症状になり易いことが容易に推測されます。
 また、癌細胞の特徴は、若い細胞のように水の構造化が低い。さらに、Kイオンや水が多いわけではないが、イオンが多い。特に、動脈からの血管が伸び、制限無く増殖するので、何らかの原因で酸素不足の信号がガン細胞から無制限に発信されている可能性もあります。つまり、エーテルが過剰のため、酸素欠乏状態になり、動脈からの血管が伸びて、新鮮な酸素が供給されると、細胞が活性化する。しかし、供給がないので酸素不足の信号を発信し続けているのかもしれません。
 以上説明したことから、生命維持以外のエーテル波が余分に吸収されたり、体内に侵入して来たりすると、体内の水を再生する腎臓,血液をたっぷり含んだ肝臓,心臓,血液を製造する骨髄への負担が大きいことが納得できます。
 もしエーテルを過剰に生成し続けると、地球の熱,磁気,電気を再生する地核やマントル及びマントル対流が異常となり、地球の自転,公転,地磁気さらには、生命にも悪影響を与えると考えられます。
 さらに、脂肪分をたくさん取る人は、エーテルにより脂肪分の分解や吸収率が低下しているため、エネルギーとして消費されずに太るのだと思います。太ると体内の水の割合がかなり低下するため、血液の粘性が増し、血液が濁りやすくなるため、健康な方でも注意する必要があります。
最後に「命にいい水悪い水」の中で、余った緑茶を袋に詰めて風呂の中に入れて一緒に沸かすと、水のクラスターが小さくなり健康によいとの説明がありま。他にも、黒い物は免疫を強め、血液をさらさらにする効果があるとのことで、例えば黒ゴマ/黒大豆/黒昆布などを、一度試されてみてはどうでしょうか。



◆.色・感情・臓器・惑星の関係

 これまでの考察から、臓器と神経(感情)が、色という接点を通して考察することができることを説明しました。
 「遺伝と光線」に記載されている臓器色の基本的な考え方によれば、各臓器の色は臓器が反射する光の色であり、臓器色は補色の光を吸収してエネルギー源にしていることとのことでした。

  [資料1:臓器名と色
    臓器名  色    
   −−−−−+−−−−−−−−−−−−−−
    心臓   赤橙
    肝臓   濃赤藍紫
    肺    濃桃淡紫
    胃    桃色

    横隔膜  淡い肌橙
    腸    卵肌色 
    膀胱   肌色
    直腸   黄肌色


 「遺伝と光線」の内容を踏まえて、太陽系の惑星の色との関連を記述したのが[資料2:臓器の色の割合]です。これにより、感情と色と太陽系内の惑星とが相互に関連していることが推測できます。他方、ご存じかと思いますが、「東洋哲学」と「星占い」では、色,感情,臓器,方位がすでに、相互に関連づけられていて、太古の高度な科学文明の一端を見ているのかもしれません。


 [資料2:臓器の色の割合

  可視領域
  波長   色  太陽系 心臓  肺  横隔膜 肝臓  胃  腸  膀胱 直腸
  −−−−+−−+−−−+−−+−−+−−−+−−+−−+−−+−−+−−+
  0.77μm 
   ↑   赤       65%  60%  25%   45% 65%  20%  30%
   |      火星
   ↓          
  0.64
   ↑   橙       22%  15%  45%     10%  20%  35%  15%
   |      木星
   ↓      土星
  0.59        
   ↑   黄       10%     30%        35%  25%  70%
   |      金星
   ↓      水星
  0.55
   ↑   緑                        10%  5%  10%
   |      天王星
   ↓
  0.49
   ↑   青       3%             5%  15%  5%  5%
   |   藍  地球              30%
   ↓
  0.43      海王星
   ↑   紫          25%      25%  20%
   |
   ↓
  0.38

 太陽は、朝から夜までさまざまな色に変ります。従って、時間とともに活性化される臓器が変ることが分かります。また、月に関しても太陽と同じように、色と明るさが変化するため、やはり臓器の働きに影響を与えていることも分かります。尚、惑星の色は、個人的判断です。







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