27-7.宗教と科学の一致(黄金率と生命・物質)




 黄金率を調べる中で、生命界に良く現れるフィボナッチ数列と虚数との関連が浮かび上がってきました。まだまだ荒削りですが、報告いたします。



Ⅰ.黄金率のベキ乗

 黄金率G(約1.61…)とその逆数g(約0.6…)には、興味深い性質があります。このGとgの関係は下記の通りです。
   Gg=1


1.Gのベキ乗

     GG=       = G+1
    GGG=G(1+ G)=2G+1
   GGGG=G(2G+1)=3G+2
  GGGGG=G(3G+2)=5G+5
     :
 従って、G(n)=G(n-1)+G(n-2)となり、フィボナッチ数列と同じ性質がある事が、証明されます。


2.g=1/Gのベキ乗
      g=1/G    =  G-1
     gg=1/GG   =- G+2
    ggg=1/GGG  = 2G-3
   gggg=1/GGGG =-3G+5
  ggggg=1/GGGGG= 5G-8

 従って、g(n)=g(n-1)-g(n-2)となる。この関係は、gがGの逆数だったように、暫時増大するフィボナッチ数列に対して、暫時減少する形のフィボナッチ数列を表現しているのだと推測されます。



Ⅱ.虚数のベキ乗

 虚数iにもまた、Gと同じように不思議な性質があります。


1.虚数の行列表現

 i=| 0 -1| …① と仮定します。確かに、ii=-1を満足しています。
   | 1 0|

 行列を使うと、iには沢山の形式がある事が分かります。
 例えば、i=| 0 i|…② もまた、ii=-1を満足しています。
       | i 0|

 そこで、②に①を代入すると下記の行列が導かれます。
     i=| 0 0 0 -1|
       | 0 0 1 0| …③
       | 0 -1 0 0|
       | 1 0 0 0|

 このように、iを行列で現すと、どんどん次元を増やしていく事が出来ます。
 とても不思議な性質です。


2.虚数の意味

 二次方程式の解として虚数が出てきても、これをグラフ上に表現することは出来ません。ところが、虚数iを行列表現できるような、もう一つ次元の多い世界から見ると、虚数iの意味が明確になります。

 高校の数学で習うことですが、二次元の回転は、| cosθ -sinθ| の行列で表現します。
                       | sinθ conθ|

 ここで、θを90度とすると、つまり90度回転させると、行列は
  | cos90 -sin90 | = | 0 -1| となり、虚数iに合致します。
  | sin90 cos90 |  | 1 0|

 つまり、私達からすれは不思議な存在である虚数は、一つ上の次元から見れば単なる90度の回転なので、素粒子のスピンと同じ性質です。なお、湯川博士が物理学講義の中で、スピンは自転とみなして良いと述べていますが、その通りなのだと思います。しかも、90度の飛び飛びの値しかとる事が出来ません。これこそが、物質界を安定させている主因であり、人で例えれば分析の始まりでもあるのです。


3.スカラー1について

 空間がスカラーポテンシャル1の連続体だと仮定したとします。
 同音異義語と似ていますが、二次元行列での1には、複数の種類があります。

 自身を掛けて1になる数には、
    | 1 0| と |0 1| の二種類があります。
    | 0 1|  |1 0|

 相対論では3次元+時間軸iなので、5次元とみなせば、自身を掛けて1になる数は、次元が増えればそれだけ種類も増えます。
 つまり、私達から見ると区別の付かない1なのですが、じつはその性質が違っていると言うことなのです。例えば、エネルギーには、質量エネルギー、運動エネルギー、位置エネルギー、電磁エネルギーなど沢山ありますが、数値としては同じなのですが、性質の違いは行列で表現すれば明らかになるということです。


4.黄金渦と生命・物質

 スカラーポテンシャル1の空間が何らかの理由で、分極した場合を想定しましょう。
 1=Gg=G-g と展開され、右渦と左渦の結合された状態、左右の渦が生成された状態に相当します。例えば、これらの渦Gが移動して、移動点のスカラーポテンシャルと結合した場合、どうなるのでしょうか。この場合、下記のように展開されます。これらの3この組GGgとggG陽子とミューオンとみなせば、この渦Ggの3個の組み合わせがクオークにも見えてしまいます。

 (G-g)×1=GGg-ggG

 更に、G+1=GG×1=GG(G-g)=GGG-GGg=2G+1-GGg などなどと展開され、それぞれが渦とポテンシャル間での相互作用により、生成される物理過程のようにもみなされないでしょうか。

 さらに、GGG-GGgが移動すれば、移動点の1と相互作用すると、下記のように展開できます。

   GGG-GGg+1=GGGG-G-GGg

 移動点で次々に1と相互作用すると、Gのべき乗がどんどん生成され、フィボナッチ数列を満たす相互作用が生成され続ける事になります。ここで、生命の原理と素粒子の生成発展原理が同一である事の傍証が得られたのだと思います。

 そこで、1=Gg=(G-g)などを、力を媒介する重力子や光子、中間子などとみなすこともみなされないでしょうか。


5.黄金渦と虚数

 スカラーポテンシャル1の方向を持つ物を、スカラー粒子と定義します。
 このスカラー粒子の起動方向のベクトルをs(ベクトルは大文字)としましょう。
 フルネセレーの公式(κは歪み、τは捩れ)から、下記が導かれます。
 尚、e1e2e3は互いに直行する大きさ1の単位ベクトル。
 ここで、

   1=’=d/ds … スカラー粒子の運動方向の単位ベクトル
   e1’=κe2     … 粒子生成に伴い粒子の外側に歪み:力が生じる。
   e2’=-κe1+τe3 … 歪みにより粒子の内部構造が発生し、捻じれが生じる。
   e3’=-τe1

 e1はスカラー粒子が1度少しだけ隣に移動した状態を表しています。
 e2e3は更に2回移動した状態を表しています。

   1=Gg=GGgg=(G+1)(1-g) … ⊿p⊿xに相当?!。もしくは、
   3=(G+1)+(1-g)の状態です。

 黄金渦のペアであるスカラー粒子が運動する様子が、数学的にはフルネセレーの公式で表現できるとした場合、歪みは粒子の公転、捩れは粒子の自転に相当するので、Gが歪み、gが捩れに相当するとみなします。そして、この運動が黄金渦を描くとすれば、捩れが素粒子のスピンとし、歪みが電磁力の相互作用として、自転公転運動に相当します。

 私達は地上で生活していますが、通常は自転公転の力を感じることはありません。物理的には慣性系という安定した状態であるのですが、何故安定しているのかに付いての原理的な証明されていません。
 太陽に居る人から見れば、地球は自転公転しており、地上において直線運動とみなせるものはすべて回転運動でしかないことは明らかです。つまり、私たち自身が地球という黄金渦の中に巻き込まれているのです。
 私達には地球の自転軸も、公転軸も感じないのですが、太陽の視点から見た地球の自転軸と公転軸が私達には虚数に相当します。あるいは、電子のスピン軸のことです。
 つまり、地球の自転公転のエネルギーが、地上では、運動エネルギー、位置エネルギーなどとして現れているというわけです。重力は、電磁力核力の合成された物として、第四の力として、すなわちスカラー粒子間の弱い引力だとしましょう。
 Gを光子とすれば、未だ発見されていない半光子がg、その結合状態Ggがスカラー粒子です。ベアデンが発見したスカラー波は、180度位相の異なる電磁波を重ね合わせた物で、これまでの自然のスカラー波と区別するために、人工スカラー波と呼ぶ事にします。
 このスカラー粒子は、黄金渦のペアを生成し、素粒子から銀河を含む大きな渦を生成している。そして、極小から発生されたエネルギーが銀河の果てで一つに結合し再びスカラー粒子に戻り、再びGgのペアに変換される循環を繰り返している。


6.原子核の安定している理由

 陽子と中性子を下記のように展開すると、陽子が中性子に変化した時の1を、中性子が陽子に変化したときに与えることで、陽子と中性子間の安定が保たれています。

 陽 子:GGg→ (g+1)Gg → ggG+1
 中性子:ggG→ (G-1)gG → GGg-1

 同じく、G+gの電子と陽子の場合、(G+g)Gg→GGg+ggGとなり、陽子から放射される1を電子が受信する仕組みにより安定していることも理解できる。



Ⅲ.まとめと今後

 ある慣性系から見て虚数で表される次元は、2次元分だけ上位の世界からは見れば、虚数は存在せず、系全体の自転・公転として認識される。
 スカラー粒子が自転にて発生する最小エネルギーはプランク定数に関連し(h/2π)だと推測される。このスカラー粒子の波長は1.6で渦を巻くと、円周率π=3.14と共鳴しない。もし共鳴していれば、エネルギーは放射されず、蓄積されてしまいスカラーポテンシャルの分極は起こらないことでしょう。
 つまり、私達の地球上では、π<1.6×2なので、(3.2-π)の差分だけ歪んでいて、スカラーポテンシャルが、1よりもわずかに大きい。それゆえ、スカラー粒子が分極し、様々な力や粒子として現れては消えながら、全体として安定を保っているのです。
 この黄金渦が物質と生命を生成し、生命の存続できる惑星の環境に従い、生命の構造をも規定しているのです。そして、黄金渦Gとgの双子が、生体と意識の双子を作り出している。



ラファエル様メッセージ[メⅣ P329]より
「 終わりに、最近しきりと医学者間に話題に上る、”多重人格”について再
 び反論いたします。
  平成新人類世代は勿論、二十世紀三十年代前後以降に生まれた医学者の錯
 覚とでも言いましょうか。
  始まりの素粒子から宇宙の恒星系は双子の系として誕生、正負の電荷を持ち、
 惑星生物も同様に対の物質として生体を成長、維持させてきた現実は、宇宙原
 理、原則に従い、二個以上の粒子(光子)及び物質は同質の物となり、それ以
 上の変化を持たないのが常道です。回転の向きは左右あり、物質化もそれに従
 うものは例外的にありますが---。哺乳類の進化の際頂点を極めた”人間”
 も体内の臓器は左右一対あるのが普通で、それ以外は奇形と見なされます。
 勿論用途に従い、指などは手足双方で十本(片側五本)もありますが、大脳は
 あく迄左右対称、片方が機能を失えば、もう一方が補償的に機能を増加する。
 只、身体の(神経系や血管系と繋がる)臓器は、左右対称ですが、消化器系や
 出産に要する臓器は大きな臓器一個。呼吸器系は左右二個(一対)です。それ
 は吸収、排出するエネルギーが正負の電荷二種であり、二種の電荷の代謝によ
 って機能を強める目的があるのです。例えば空気のように液体に比べて密度も
 希薄、電荷も少ないものは大量に取り込まないと生物が生命を維持出来ない。
 陸上の動物は大気中に生存するので、水中生物よりも呼吸器系の臓器の容量を
 大にしなければならない必然の目的があります。
  そして生体もしくは身体の総合的なコントロールを行う大脳は、やはり左右
 の脳の預かる領域、範囲内でしか活用できず、活動の種類も限定されます。
 左脳主体か右脳主体か(右利き、左利きなど---)。即ち、二重人格までは
 全人格的に別動できるが、二個の大脳半球しかない人間は、それ以上の個別に
 働く別人格を構成することも、機能することも不可能です。
  文学作品などは多種の人間を作り出し、活躍させることは可能ですが、それ
 は一人一人の行動様式のメモが分類してあり(あるいは既述頁を参照、引用す
 る)、全く関連の無い人格を作品の上で活動させることは一〇〇%可能です。
 ところがいくらコンピュータと同種の働きを持つという脳の機能も、二種以上
 の全然別の人格を多数創造し、何ヶ月も間が開き、時間、空間共に関連無く、
 行動し、それが無自覚の領域でも別動することは一〇〇%不可能です(精神
 分裂病的に失念や記憶喪失、痴呆などの精神の不統一混乱をきたしている状態
 を多重人格と命名するのは非常に粗雑な分類であり、不適切だと言えます)。
 可能だと考える方は自分で演じ、喋る実験をお勧めします。思考方法、自己表
 明、行動様式が完全に二種類以上のものでなければなりません。一〇〇%無理
 であることを何度も断言、保証します。一度のみでなく、日時に左右されず、
 常に別行動、別人格でなければなりません。このような夢想、妄想に等しい分
 類をする暇があれば、現在の不健康な社会に住む神経症患者(一般人)を出会
 う毎に、次々に治療する努力が望ましい。少なくともそれが神経科医師として
 の義務であろうと思います。」


 最後に、Whittaker理論により「電磁気、一般相対性理論、量子論」の統一が可能と言うベアデンの論文によれば、Whittakerの2個の縦波スカラーポテンシャルにより電磁気が表現されている。この2個のポテンシャルと、Gg,i(-i)の関係が同なのかが気になるところです。
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